昨日、地域の公民館で行われる子育てひろばに絵本読み聞かせ講師としてお招きいただきました。
お集まりくださったのは、3ヶ月から4歳くらいまでのお子さんとそのお母さんがた。12組ほどいらっしゃったでしょうか。とても賑やかで楽しい会となりました。
まず地区担当の保健師さんから、手洗いの大切さや正しい手洗いの方法のお話があり、その後私から手遊びと絵本の読み聞かせをさせていただきました。
交流タイムではみんなで輪になって、自己紹介と最近思っていること、育児で気になっていることなどを話し合いました。
お母さん方の育児の気掛かりはこのようなものでした。
- お昼寝してくれない…
- 手洗いができない時は、アルコールで手を拭くだけで効果があるの?
- 上にお兄ちゃんお姉ちゃんがいると、どうしても味の濃いものを早くから食べてしまって…大丈夫かな?
- 寝る前にお布団で、プロレスさながらに元気に動きます!ちょっと心配な時も(笑)
- ノロウイルスなどの感染症の時、ウイルスがついたところを塩素消毒したりするけど、消毒液が使えない木の床や畳はどうすればいい?
手洗いに関しては、アルコールで拭くだけでも何もしないよりは良いので、少しずつやっていきましょうとの保健師さんのお話でした。また、ノロウイルス等感染症の消毒について、消毒できない箇所についてはできるだけ掃除して換気をすることが大切というお話でした。
そのほか、昼寝してくれないことや、味の濃いものを早くから食べてしまう、元気に動きすぎる!という声には、「わかる!」「うちもです!」「うちも同じだけど、仕方ないと諦めてます(笑)」と笑い声で皆さん共感し合っていました。
こうして気掛かりを共有してみんなでうんうんと耳を傾けることが何より大切なのかもしれませんね。
絵本に関してもご質問いただきました。
絵本を読み聞かせしようとしても、あまり聞いてくれないです。
読み聞かせした方がいいと聞くのでできるだけ聞いて欲しいのですが…
どうしたら聞いてくれるようになるでしょうか?
絵本の読み聞かせ、こういうことってありますよね!
私なりの考えですが、このようにお伝えしました。
お子さんのペースや好みがあるので、なかなかこちらのタイミングと合わない時がありますよね。お家の方ご自身が好きな本を楽しく読んでいれば、「お母さん、楽しそう。絵本って素敵なものなんだろうな」と興味を持ってくれるかもしれません。まず、お家の方ご自身が楽しんで絵本に親しんでみてはいかがでしょうか。
我が家でも、こちらが「聞いてほしい」と思うタイミングと子どものタイミングが合わない時がたくさんありました。
質問してくださった方のお気持ち、とてもよくわかります。私は子どもが小さい頃、「せっかく読もうとしてるのになあ…聞かないならもういいや…」となってしまって、読み聞かせ自体いつもできていませんでした。でも、こちらのお母さんは「どうしたら興味を持ってもらえるかな?」と諦めず考えていらっしゃいました。お子さんのことを真剣に考えていらっしゃるからこそですよね。すごいな、素敵だな!と思いました。
ちなみに、会が終わったあと、こちらのお母さまが声をかけてくださり「つい一生懸命になって、楽しむというより読まなきゃ!という気持ちが強かったかもとハッとしました」と言ってくださいました。お気持ちを伝えてくださりとても嬉しかったです!一生懸命になっているということは、愛情込めて頑張ってお子さんと向き合っている証拠です。とっても素敵です。
また、こちらの質問もいただきました。
こどもが絵本が大好きで、10冊くらい持ってきて「全部読んで!」と行ってきます。読んであげたいんですが、こちらの余裕がなかったり疲れてしまったりしてなかなか読んであげられず、もどかしく思っています。疲れていても、読んであげた方がいいでしょうか?
絵本が大好きなお子さんなのですね!「好き!」という気持ちが眩しいです!
こちらも、私なりにこのようにお伝えしました。
お母さんのお気持ちを正直に伝えてみてはいかがでしょうか?「とっても読みたいんだけど、お母さん疲れちゃって、今は全部読めないんだ。半分読むね!あとの半分は明日読ませてね!」などの声かけはどうでしょう。お母さんの愛情は絶対に伝わると思います!
読みたいけど読んであげられなくて、申し訳ない気持ちを感じていらっしゃるなんて。お子さんへの愛情にあふれていらして素敵ですね。私がもしお子さんの立場で、そんなふうに思ってもらってると知ったら、とっても嬉しいです。その気持ちは必ず伝わっていると思います。
最後に、絵本を選ぶときに参考になる本を紹介します。
『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』ほるぷ出版 2023年出版
参加型の絵本情報サイト・絵本ナビの編集長である磯崎園子さんが書かれた本です。
絵本の楽しみ方のヒントが満載ですし、素晴らしい絵本がたくさん紹介されていてとてもワクワクする本です。
何よりも、磯崎さんの「絵本が大好き!」という気持ちが伝わってくる、素敵な本だと思います。
ご興味ある方はぜひ読んでみてくださいね。

