今朝、『みんなを好きに-金子みすゞ物語』を読み終えました。
こちらの本、昨年の冬から、早朝の誰もいない静かな時間にゆっくりと読み進めてきました。
著者は、金子みすゞさんの研究の第一人者でいらっしゃる矢崎節夫さん。
矢崎さんが渾身の想いを込めて子どもたちに向けて書かれたこの本では、美しく優しい言葉でみすゞさんの人生を伝えてくれます。
金子みすゞさんの童謡がとても好きな私ですが、その生涯についてはあまり知りませんでした。
この本を通じて、まるでその人生をひっそりとなぞるように、時に喜びで胸をいっぱいにして、また時にみすゞさんの幸せを祈るような気持ちで、読みました。
亡くなった理由が私には衝撃的でした。
これほどのまっすぐな想いを、人生の最後に持てる人がどれだけいるだろうかと思いました。
時代を超えて輝き続けるみすゞさんの童謡の、その源を知った気がしました。
我が家では、寝る前によくみすゞさんの童謡を子どもたちと読み上げているのですが、心に清らかな一滴を染み込ませてくれるような優しさがあります。
今、私たちがみすゞさんの童謡に触れることができるのは、みすゞさんの人生と珠玉の童謡を世に伝えてくださった、矢崎さんをはじめとする方々のおかげです。本当にありがたいことだなあと思います。
『みんなを好きに-金子みすゞ物語』、ご興味ありますかたはぜひ読んでみてください。
